自動車の塗装を見ると、表面の塗料だけしか使われていないように感じるものですが、実は何層かに重ね塗りをしているのです。そのため自家塗装するというのであれば、それを意識して作業するようにしておかなければなりません。縁石などに乗り上げてしまった時に、かなり深くえぐれると、鉄でできているはずなのに、赤っぽい色が見えることがあります。これは錆びるのを防ぐために、特殊な液を塗っているのですが、これが見えているということは、再塗装する場合は、改めて錆び止めをしておく方が無難です。ホームセンターだったり、エンジンオイルや洗車道具が置いているお店なら扱っていることも多いので、問い合わせておくと良いでしょう。さらにインターネット通販を利用しておけば、色んな種類の塗料が選べて便利です。

塗料と下地が剥がれるのを防ぐために

そのまま塗装してしまうと、時間が経つにつれて取れてしまうことになるため、サーフェイサーという塗料を使うのが一般的で、これがあるのとないでは劇的に食いつきが違います。上に塗る色によっても使い分けておく必要があるのですが、例えば黒なら神経質になる必要はありません。ただし、白や黄色、赤や青といった明度の高いものを塗装する場合なら、グレーのサーフェイサーは不向きです。というのも下に塗っているものが透けてしまい色がくすんでしまうからで、それが狙いなら問題はないですが、鮮やかに発色させたい時は、白色のサーフェイサーが適しています。塗料の中でもパール塗装をするのであれば、これは難易度が高いので、自分でやるよりも、専門家に任せておく方がきれいに仕上げることができます。

仕上げに使うための塗料は慎重に

好きな色にしたら、仕上げにクリア塗装をします。自動車というのはどうしても雨風にさらされますし、道路の石を跳ね上げてボディに当たるとすぐにハゲてしまいます。そのようなことを防ぐためはぜひともやっておくと良く、何より見た目が美しくなるので、面倒臭がらずに使っておきたいものです。ただし、その種類によっても特徴が違うので、理解した上で選びましょう。ラッカークリアと呼ばれているものであれば、表面が柔らかいのでどこかにぶつけると剥がれるのですが、その分簡単に扱えるため初心者にはおすすめですし、クリア塗料の中では安価な部類に入るので手を出しやすいです。専門の業者などが使っているのがウレタンで、硬化するとちょっとやそっとでは傷がつきにくく、紫外線などにも強いので、色落ちする速度が遅くなるためメンテナンスが楽です。

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